【Win2003】P2Vで使用するライセンスを考えよう
P2Vを移行する際の問題として始めにライセンスを計画します。
Win2003時代とライセンスの販売形態は変更していないため、Win2003での購入経路は3つなります。
- OEMライセンス
- ボリュームライセンス
- パッケージライセンス
2と3のライセンスはハードウェアに紐付いていません。この場合、新規に購入する必要はありません。
問題となるのは1の場合です。OSのライセンスはハードウェアと紐付いています。このOSの実行権はハードウェアを移動することはできません。新規に購入する購入する必要があります。Win2003のハードウェアはOEMライセンスの場合、プロダクトコードがサーバーに貼ってあります。これが目印になります。
これで購入するかどうかは分かりましたが、問題は「どこで買えばいいのか」です。
そこでダウングレード権を利用します。
Windows Server の場合、Serverのライセンスで過去の全てのServerのバージョンにダウングレードすることができます(ダウングレード権)
ダウングレード権は、OEMライセンスでも可能です。
----
Win2012/Win2012R2の場合
Standard Edtionでは
- Standard
- Enterprise
Datacenter Edtionでは
- Standard
- Enterprise
- Datacenter
にダウングレードすることができます。
たとえば、Windows Server 2012R2 Standardの場合、Windows Server 2008 Standardにダウングレードすることができます。
実際にダウングレード権を実施する場合、プロダクトキーは以前のものを使用します。プロダクトキーは失効しているため、コマンドを実行して再アクティベーションします。
slui 4
このコマンドを実行すればアクティベーション画面を表示することができます。日本マイクロソフトに電話して「ダウングレード権を使用します」といえば代替のライセンスキーを発行してくれます。
【Win2003】P2Vを計画しよう
そろそろ、Win2003/2003R2(Windows Server 2003/Windows Server 2003R2)のエンドオブサポートに伴いサーバーの移行を計画する必要があります。
個人的にはWin2003を入れ替えしてほしいですが、現実的に動かないアプリなど様々な問題があり、残さなければならない事情が存在します。
これを経営学的には「リスク保有」といい必ずしも問題があるとは限りません。
P2Vとはハードウェア(サーバー)を仮想マシンに変換する手法です。技術的には物理ハードディスクを、仮想ハードディスクに変換します。仮想ハードディスクは、ホストすするハイパーバイザーにより異なります。Microsoft Windows Server Hyper-V(Hyper-V)ではVHDX(VHD)形式、VMware ESXi(ESXi)ではVMDK形式となります。

仮想ハードディスクをホストすることで同じ環境を持った仮想マシンを作成することができます。
続いて移行に伴うライセンスの話をします。